日本を代表するプロゴルファーとして活躍し、現在もゴルフ界に貢献を続ける宮里藍さん。彼女の人生をそばで支えてきた夫、座親匠さんはどんな人物なのでしょうか?アメリカ育ちのバイリンガルで、通訳兼マネージャーとして宮里さんの海外ツアーを支え続け、二人は11年の交際を経てゴールイン。そんな二人の出会いから結婚生活、ロサンゼルスでの暮らしや2021年に誕生した第一子についてまで、二人の愛情あふれる日常をたっぷりとご紹介します。
宮里藍と夫の座親匠は2018年に結婚!
昨季限りでツアーを引退した女子ゴルフの #宮里藍 さん(33)が21日、自身のブログで結婚を発表しました。お相手はマネジャーの座親匠さん、37歳。関係者によれば妊娠はしておらず、挙式も未定のようです。 pic.twitter.com/tvtCwXCwbG
— スポニチ東京販売 (@sponichi_hanbai) June 21, 2018
沖縄出身で、日本を代表するプロゴルファーとして知られる宮里藍さんは、2017年に現役を引退しました。彼女が引退を決意したのは31歳の時で、多くのファンに惜しまれながらもその華麗なゴルフ人生に一区切りをつけました。
その翌年、2018年6月19日に33歳の誕生日を迎えた宮里藍さんは、長年のマネージャーであった座親匠さんと結婚を発表。座親さんは、宮里さんがアメリカツアーに本格参戦した2007年から彼女のマネージャーを務め、共に歩み続けてきた方です。2人がその関係をパートナーシップへと深め、晴れて夫婦となる決意をしたのが、彼女の特別な日である誕生日でした。
座親匠のプロフィール
- 名前:座親匠(ざおや たくみ)
- 生年月日:1981年2月2日
- 年齢:43歳(宮里藍さんより3歳年上)
- 出身:不明(福岡県出身の可能性が高い)
- 学歴:アメリカの大学を卒業(大学名は不明)
- 血液型:不明
宮里藍さんの夫、座親匠(ざおやたくみ)さんは、1981年2月2日生まれで、宮里さんより3歳年上にあたります。結婚当時36歳でした。身長は188cmと非常に高身長で、見た目にも目立つ存在です。珍しい「座親(ざおや)」という名字は福岡県に多いとされ、彼の出身地も福岡県ではないかと噂されていますが、正確な出身地は明らかになっていません。
座親さんは小学生の頃にアメリカ・シアトルに移住し、アメリカで育ちました。大学もアメリカで卒業しており、流暢な英語を活かして通訳や現地コーディネーターとして活動しています。彼は学生時代、サッカーに打ち込み、アスリートを目指していたものの、プロにはなれませんでした。しかし、スポーツ選手を支える仕事を志すようになり、その後、日本人アスリートの現地サポートに従事しました。
2006年に宮里さんの通訳やマネージャーとしての役割を担うようになり、プロゴルファーとして世界で戦う彼女をサポートしてきました。座親さんの仕事熱心で真面目な性格、さらにはアスリートとしての経験が、宮里さんにとって大きな支えとなり、次第に信頼関係が深まったのでしょう。
職業はマネージャー兼通訳
宮里藍さん第1子出産「元気な女の子」18年マネジャーの座親匠さんと結婚 https://t.co/TBzfo7Og10 pic.twitter.com/3FJJd9yq8f
— golfinfo(ゴルフ) (@golfinfo5) December 12, 2021
座親匠さんは、現在も宮里藍さんのマネージャー兼通訳として、彼女を支える仕事を続けています。宮里さんが2006年にアメリカ女子ツアーに本格参戦した際、彼の役割は通訳からスタートし、翌年からはマネージャーも兼務するようになりました。座親さんはシアトル育ちのバイリンガルで、アメリカでの試合やメディア対応など、宮里さんが安心して海外で挑戦できるようにサポートしていました。
宮里さんは現役時代、世界ランキング1位にまで上り詰めた実力者ですが、メジャーでの優勝には届かず2017年に引退しました。それでも、その道のりを支えた座親さんのサポートは大きく、彼女の国際舞台での挑戦に貢献しました。
結婚後も座親さんは、宮里さんのマネージャー業を継続しながら、他の日本人ゴルファーの海外試合でのサポートも行っています。特に、渋野日向子さんがメジャー初優勝を成し遂げた際には、通訳として英語スピーチのサポートやインタビュー対応も行いました。彼の支えが、多くのアスリートにとって心強い存在となっていることが伝わってきます。
渋野日向子の全英オープン優勝で通訳を務めていた
座親匠さんは、2019年にプロゴルファー渋野日向子選手が全英女子オープンで優勝を果たした際、表彰式での英語スピーチ通訳を務めました。42年ぶりとなる日本人のメジャー優勝を飾った渋野選手が、5メートルのバーディーパットを沈めた瞬間、多くのゴルフファンが歓喜に沸きました。そして、優勝インタビューの通訳としてステージに立っていたのが、宮里藍さんの夫である座親匠さんだったのです。
幼い頃からアメリカ・シアトルで育ち、地元の大学を卒業したバイリンガルの座親さんは、スピーチ原稿の作成にも携わり、流暢な英語で渋野選手をサポートしました。渋野選手は、表彰式で通訳を担当していた座親さんが宮里藍さんの夫であることをその時初めて知り、「えっ、知りませんでした」と驚きの反応を見せたと言います。憧れの宮里藍さんの夫が自分をサポートしてくれていたことに、渋野選手も感慨深かったことでしょう。
座親さんは、アスリートのサポートに長けた経歴を持ち、日頃から海外の試合で活躍する日本人ゴルファーたちの頼れる存在として支え続けています。
年収は1000万円以上か
座親匠さんの年収は明確には公表されていませんが、プロゴルファー宮里藍さんのマネージャーとして活動し、特にトップ選手を支える立場であったことを考慮すると、業界の相場よりも高い収入が期待できると考えられます。
スポーツ選手のマネージャーの年収は一般的に300万~600万円程度とされていますが、宮里さんのように世界で戦い、スポンサー契約も充実している選手を支える場合、年収は1000万円以上に達することもあります。プロキャディーの場合、優勝賞金の10%ほどの出来高がプラスされるケースもあり、マネージャーも選手の収入や実績によっては報酬が増加する可能性があります。
また、座親さんは通訳やスケジュール管理、渉外活動まで幅広く担当しているため、こうした業務内容が加味されると更に収入が高いと予想されます。優勝実績が多かった時期の宮里さんを支えた彼の年収は、推定で1000万円前後、場合によってはそれ以上に達していた可能性もあるでしょう。
宮里藍と夫の座親匠の馴れ初めは仕事現場
宮里藍さんと座親匠さんが出会ったのは、アメリカでの仕事がきっかけでした。当時、座親さんはアメリカで日本人アスリートをサポートする会社に勤め、翻訳や現地コーディネーターとして活動していました。彼の英語力を頼りに、宮里さんのお父さんである宮里優さんが座親さんに「娘のマネージャーをお願いできないか」と依頼したことが二人の出会いの始まりでした。
2006年に宮里さんの通訳としてサポートを始めた座親さんは、翌年の2007年からは正式にマネージャーを兼任し、アメリカツアーでのあらゆる面で彼女を支える存在となりました。飛行機やホテルの手配から試合会場までの送り迎え、食事の準備まで、彼は一日中彼女のそばでサポートを続け、二人は仕事を通して自然と距離を縮めていったようです。
特に印象的なのは、宮里さんが何も言わずに手を出すと、すかさず座親さんがのど飴やリップクリームを渡すなど、細やかな気配りが光る場面でした。こうして二人は互いを支え合う関係へと発展し、同棲生活もスタートさせます。
二人は11年もの間交際を続け、その間も一切交際を公にせず、プロとしての姿勢を徹底しました。そして2018年、11年目の交際を経てついに結婚を決意し、晴れて夫婦となりました。
結婚を父親に反対されていた
宮里藍さんと座親匠さんの交際は、実は当初、宮里さんの父・宮里優さんに反対されていたそうです。特にスポーツ選手とそのマネージャーの恋愛は、仕事とプライベートが混同されやすいことから、一般的に好まれないものでした。優さんも「娘にはゴルフに専念してほしい」という思いが強く、二人の関係を素直には受け入れられなかったようです。
さらに、宮里さんがアメリカツアーで成績不振に陥った時期には、優さんが「恋愛に気を取られているからだ」と不満を感じていたとも言われています。しかし、ある時優さんが試合観戦中に体調を崩して倒れた際、座親さんが宮里さんと共に献身的に付き添い、回復を見守りました。この出来事がきっかけとなり、優さんは徐々に座親さんを信頼するようになったとされています。
その後、座親さんは宮里さんの両親とも家族ぐるみの関係を築き、10年以上の交際を経て二人は結婚に至りました。こうした支えや努力が、宮里さんの父親にも受け入れられ、結婚が認められたのでしょう。
結婚式は行わなかった
宮里藍さんと座親匠さんは、結婚式を挙げることはせず、シンプルな形での結婚を選んだようです。長年の同棲生活を経て入籍した二人にとって、結婚式を改めて行う必要性は感じられなかったのかもしれません。
入籍の前夜には、仲の良い友人たちとパーティーが開かれ、宮里さんは婚姻届を友人たちに見せるなど、祝福に包まれた温かな時間を過ごしたとされています。盛大な披露宴や式典は行わなかったものの、彼女の親しい友人たちが見守る中で、新しいスタートを祝う特別なひとときとなりました。
結婚後、宮里さんはブログで「長年支えてくれた彼と共に、温かい家庭を築いていきたい」と感謝の気持ちを綴っており、シンプルながらも幸せな結婚生活が伺えます。
宮里藍と夫の座親匠はロサンゼルスに居住
宮里藍さんと夫の座親匠さんは、現在アメリカのロサンゼルスで生活を送っています。宮里さんが24歳の頃に購入した、日本円で約1億円相当とされる豪邸が二人の住まいです。現役時代に獲得した約13億円の賞金に加え、スポンサー料やCM出演料もある宮里さんならではの購入といえるでしょう。
また、宮里さんは現役引退後もゴルフ界に携わり続けており、「サントリーレディスオープン」のアンバサダーとして活動するほか、「宮里藍インビテーショナル」というジュニア大会も主催し、若い選手の育成に力を注いでいます。さらに、トーナメントでのアドバイスやアマチュアゴルファーとの交流を通じて、ゴルフ界への貢献を続けています。
宮里さんはロサンゼルスでの暮らしについて「やっぱりロスは最高」とコメントしており、現地での充実した結婚生活が伺えます。
宮里藍と夫の座親匠に子供は1人
宮里藍さんと座親匠さんの間には、2021年12月に第一子となる女の子が誕生しました。宮里さんは、同年7月に妊娠を発表し、インスタグラムを通じて出産の報告をしています。彼女は「無事に元気な女の子を出産しました」と喜びを伝え、コロナ禍にもかかわらず支えてくれた医療従事者への感謝も綴っていました。
また、宮里さんは子育てについて「母としても成長しながら、楽しんでいきたい」と意気込みを語っています。彼女にとって「命を繋ぐこと」の尊さを改めて感じる経験となり、今後はプロゴルファーやアンバサダーとしての活動に加え、母親としても新たな役割を大切にしながら歩んでいくことでしょう。
まとめ
座親匠さんは1981年生まれ、アメリカ育ちのバイリンガルで、長年にわたる宮里藍さんのマネージャー兼通訳として知られています。幼少期にシアトルに移住し、アメリカの大学を卒業後は、現地でアスリートのサポート業務に従事していました。2006年に宮里さんの通訳として関わるようになり、翌年にはマネージャーも兼任。アメリカツアーでの全面的なサポートを通じて二人の関係が深まり、11年の交際を経て2018年に結婚しました。
二人は結婚式を行わず、入籍前夜に友人たちとパーティーを楽しむシンプルな形で新生活をスタートしています。現在もロサンゼルスの豪邸に住み、座親さんは宮里さんのマネージャーとして活躍するだけでなく、日本人ゴルファーの海外サポートも担当。渋野日向子選手の全英オープン優勝時には通訳を務めるなど、多くの選手にとって頼れる存在です。
2021年には第一子の女の子が誕生し、宮里さんは母親としても新しい役割に挑戦しています。ゴルフ界への貢献と家族との充実した生活を両立させながら、二人はこれからも支え合って歩んでいくことでしょう。
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